Jリーグの外国人選手登録無制限化は韓国人選手にリスクとなる―韓国メディア

Record China    2019年2月11日(月) 7時20分

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8日、中国のサッカー情報サイト・懂球帝は、韓国メディアの報道を引用し、Jリーグの外国人選手枠の規定変更が韓国人選手にとってはリスクとなり得るとする記事を掲載した。

2019年2月8日、中国のサッカー情報サイト・懂球帝は、韓国メディアの報道を引用し、Jリーグの外国人選手枠の規定変更が韓国人選手にとってはリスクとなり得るとする記事を掲載した。

記事は、Jリーグで新たなシーズンが間もなく始まり、各チームが選手の補強を行っていると紹介。韓国の金英権(キム・ヨングォン)など、何人もの韓国人選手がJリーグでプレーするが、こうした「Jリーグ進出ブーム」に関する韓国メディア・スポーツソウルの報道を紹介した。

それによると、00年、10年前後に続いて今、韓国では3度目のJリーグ進出ブームが起きているが、これには資本と体制が大きく関係しているという。「Jリーグでは16年からDAZNと巨額の中継契約を結び、19年からは外国人選手枠の登録人数制限がなくなった」と伝えた。

この点についてスポーツソウルは、「1つのチーム内に数十人の外国人選手がいても規定違反にはならなくなった。そのため、技術が高く簡単に適応できる日本の舞台は、自然と韓国人選手の第一目標となった」と指摘した。

一方で、「この制度は大きなリスクをもたらす可能性がある。韓国人選手の足を引っ張るものとなるかもしれない」と分析。「外国人選手枠に規制はなくなったが、試合に出場できる外国人選手は5人であるため、チーム内に5人以上の外国人選手がいる場合、必然的にすべての外国人選手が出場できるわけではない」と指摘した。

そしで、「このようなチームの中にいる外国人選手は、先発出場するための競争が激しくなる。5人の外国人選手の中に選ばれなければ、ベンチ入りすることもできなくなるかもしれない。Jリーグの冬季移籍シーズンはまだ終わっていないため、このような状況になるチームが他に出てくるかもしれない」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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