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2007年3月28日午前、山西省臨汾市で炭坑事故が発生。作業員26人が死亡した。この炭坑は許可証が期限切れになっており、また生産増強のために安全基準に満たない状態で、同時採掘が行われていたと見られている。
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2007年3月28日午前、山西省臨汾市で炭坑事故が発生、作業員26人が死亡した。現在、事故原因の調査が進められている。
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3月28日午前、臨汾市の炭坑でガス爆発が起こった。当時、坑道には106人の作業員がいたが、内80人は脱出に成功。残り26人は、翌29日の朝に死亡が確認された。
ガス爆発を起こした余家嶺炭坑は、市内から約50km離れた場所に位置している。安全生産許可証など、6つの証明書はいずれも期限切れになっていた。また生産増強のために、多くの坑道で同時採掘を行っており、安全基準に満たない状態だったと見られている。事故発生後、炭坑オーナーの周小根(ジョウ・シャオゲン)、炭坑長の李明順(リー・ミンシュン)等が警察の事情聴取を受けている。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)