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中国高速鉄道が驚異の安定性を誇るのは彼らのおかげ―中国メディア

配信日時:2019年2月8日(金) 7時20分
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6日、中国新聞社は、「コップの水がこぼれず、立てたコインが倒れない」といわれる中国高速鉄道の安定性を、極限の環境の中で日夜守っている鉄道保守作業員たちの生活を紹介した。
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2019年2月6日、中国新聞社は、「コップの水がこぼれず、立てたコインが倒れない」といわれる中国高速鉄道の安定性を、極限の環境の中で日夜守っている鉄道保守作業員たちの生活を紹介した。

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中国鉄道蘭州局集団武威工務段の軍馬場高速鉄道線路工区では、蘭州―新疆高速鉄道の140キロメートル区間と区間内にある7つのトンネルの保守任務を10人あまりの作業員が担当している。中でも大梁トンネルは海抜3608メートルと、世界で最も高い海抜にあるトンネルだ。

記事によると、春節の大晦日の夜、数多の乗客が高速鉄道に乗って故郷に戻るこの時期、同工区では最も過酷で忙しい時期を迎える。午後6時に夕食を終えた作業員は宿舎で、同10時半以降の作業開始時間まで待機する。同9時半、作業員たちは始業前のミーティングを行い、作業の計画や内容についてチェックする。

そして同11時になると、作業員たちは軌道検査車に乗り込み、出発指令を待つ。指令が出るまでまだ1時間あまりある中、分厚い綿のジャンパーを着て車内で待っている。車外は「骨を刺す」ような極限の寒さだという。トンネル内の最低気温はマイナス39度にもなり、年間の平均気温もマイナス5度。夏でもコートを着てトンネルに入る必要があるとのこと。加えて、酸素の量が海面の77%しかなく、作業員たちは極度の寒さと酸素不足と戦わなければならないという。

31歳の馮志福(フォン・ジーフー)さんは2014年9月にこの鉄道がテスト段階に入った際に配属され、今回が現地で迎える5回目の春節となる。この5年、故郷に戻って新年を迎えることなく、大晦日の夜に徹夜でトンネルの保守作業をしているそうだ。

検査車の外では、作業員がレール測定器を使ってレールの水平度を確かめている。精密機械の操作ゆえに、身を切るような寒さでも手袋は使えない。また、低温でバッテリーが作業しなくなることもあり、そんなときは懐で温めたり、発電機の排気ダクトに当てたりして温度を上げて、何とか6時間の作業を続けるという。

46歳になる作業員の楊海明(よう・かいめい)さんは「われわれは常に高速鉄道ではコップの水がこぼれない、立てたコインが倒れないと自慢しているが、それにはわれわれの精密な測定や調整によってレールを規格にピッタリ合わせ、通過する列車のリスクを排除することが必要だ」と語る。記事は「鉄道の設備は日に日に発展し進歩しているが、唯一変わらないのは、命を懸けて鉄道の補修に取り組むことなのだ」と伝えた。(翻訳・編集/川尻

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