日本に夢を抱く中国人が目の当たりにする現実―華字メディア

配信日時:2019年6月22日(土) 17時50分
日本に夢を抱く中国人が目の当たりにする現実―華字メディア
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日本新華僑報網は19日、「東京に初めて恋をした、ある上海女性の選択」と題した記事を掲載した。写真は東京タワー(撮影:任鋭)。
日本新華僑報網は19日、「東京に初めて恋をした、ある上海女性の選択」と題した記事を掲載した。

記事は、「東京は多くの若者が思いを馳せる街だ。はやりのものであふれかえっていて活気に満ちている。だから東京に憧れる人たちは、東京を自分の『初恋』の相手だと受け止めるのだ」と指摘。ずっと東京で仕事をしてみたいと考えている上海で働くある若い女性を例に挙げ、「彼女の目から見れば、上海と東京は似通った街だが、東京でもらえる給料は上海のそれよりも多い反面、家賃は東京の方が上海より安いくらいだから、それならいっそ東京で働くことを選びたいのだ」と説明した。

そして、「多くの人が表面的な華やかさに目をやるが、その影で人目につかず生活に困っている人がいることは忘れがちだ」と指摘し、上述の女性が記者に何度も、「日本の免税店で働くとすごくお金が稼げて、1カ月に3万元(約47万円)もの給料がもらえるって聞いたことがある。ということはつまり、毎月使えるお金ももっと増えるということよね?」と尋ねてきたと紹介。その上で、「当然のことながら、『聞いたことがある』だけに過ぎない。すごく『稼げる』って『聞いたことがある』。まるで、努力しなくても自分の欲しいだけの金額を手に入れることができるかのようだ」と指摘した。

さらに、「記者には免税店で2年間勤務した後、退職してしまった友人がいる。理由を聞くと、ストレスが大きすぎたということだった。競争も激しく、毎日おかしな客とも顔を合わせなければいけない。それで体よりも心が疲れ果ててしまったのだ。ある日、成金のお客さんと揉めたときには、お金であっさりと解決されて、彼女は事務職に回されたそうだ」と紹介した。

記事は、「このことからも分かるように、日本の大都市を夢見る人は、自分は一体何がしたいのか、また、自分の夢は自分を奮い立たせていくのに十分かどうかをよく考えてみる必要がある」と主張。「『誰々によると』といった情報を簡単に信じてはいけない。他人の目に映る大都市の風景は、あなたにとってはつまらないものかもしれない。感覚を当てにせず、自分の心に従わないといけない。東京は誰もが憧れる街だが、そこで働き生活する人にとっては、それは最も離れたい場所かもしれない。そこでの毎日の慌ただしい生活は、誰かの日々から情熱を奪っているかもしれないが、一方で誰かの心の琴線に触れ、胸を激しく掻き立てているかもしれないのだ」と忠告した。

記者はその女性に「東京はあなたが想像する通りの夢の街だとは限らない。東京はあなたの心の中の無垢な初恋の相手かもしれないが、結局は人や車が絶えず行き交う、騒がしい子どものような場所に過ぎない」とはっきり伝えたという。記事は最後の部分で「確かに東京は、憧れを全てかなえてくれるかもしれない。しかし、そこでしっかりと根を生やしていきたいのなら、あなたはきっと今以上に優秀な人間に進化しなればならない」と主張した。(翻訳・編集/岩谷)
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