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2007年3月28日、甘粛省蘭州市は、2007年中で最も強い黄砂の嵐に見舞われた。市民はマスクをつけ、冬用コートを着用するなど対策をとっている。「この嵐は、シベリア寒気団などの影響による」と気象局は発表した。
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2007年3月28日、甘粛省蘭州市は、2007年中で最も強い黄砂の嵐に見舞われた。
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嵐が吹き始めたのは3月27日夜からで、翌28日にはさらに強まったという。そのため市民はマスクをつけ、片付けたばかりの冬用コートを取り出すなど、対策に追われたそうだ。
気象局の発表によると、この嵐はシベリア寒気団などの影響によるもの。シベリア寒気団は29日から、影響範囲を東へと拡大するため、新疆ウイグル自治区・甘粛省・内モンゴル自治区などで気温が大幅に下がることが、予測されている。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)