<中華ボイス>深刻な大気汚染、「環境を壊すのは簡単だが築くのは難しい」―企業顧問

Record China    2013年1月16日(水) 22時31分

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15日、中国の某家具メーカーで主席顧問を務める呉徳余氏は、「誰でもわかるように、環境を壊すのはたやすいが築くのは難しい。その上、一部の資源やモノは一度失うと永遠に取り戻すことはできない」と指摘した。写真は今月15日濃霧に包まれる江蘇省南京市。

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2013年1月、中国各地で大気汚染が深刻となっている。今月11日には四川省気象台が最大レベルの濃霧警報を発令。河北省、天津市、武漢市など多くの都市で濃霧や深刻な大気汚染が観測されている。渋滞や事故など交通の乱れも深刻で、呼吸器系の患者が増えるなど健康被害も重篤だ。

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15日、中国の某家具メーカーで主席顧問を務める呉徳余(ウー・ダーユー)氏は、こうした環境汚染の改善は、多くの人が思う以上に長期的なものになると軽傷を鳴らしている。

「大気汚染の改善は、汚染にかかった時間と同じように長いスパンで考える必要があると考える人がいる。しかし、誰でもわかるように、環境を壊すのはたやすい一方、築くのは難しい。中国を取り巻く環境はたかが10数年で、ボロボロで見るに堪えない状態にまで陥ったが、この状態を改善するには数世代の月日が必要だろう。その上、一部の資源などは永遠に取り戻すことはできない」と指摘した。(翻訳・編集/内山)

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