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2007年3月28日、浙江省杭州市の地下鉄第1期工事が始まった。2011年末には、1号線・2号線・4号線の一部が開通する見込み。20年以上前から計画されてきた杭州市の地下鉄敷設計画が、実現に向けて動き出した。
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2007年3月28日午前10時、浙江省杭州市で「地下鉄第1期工事」が始まった。
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2011年末には、1号線・2号線および4号線の一部が開通する見込み。20年以上前から計画されてきた、この地下鉄敷設計画がついに実現する。
杭州市の地下鉄は、最終的に8路線の敷設が計画されており、総線路長278km、投資総額1000億元(約1兆5000億円)となる。この日に始まった第1期工事の対象区間は、九堡東駅エリアの1号線・2号線・4号線の一部、68.79km。2007年の内に、浜江駅・文沢路駅・市民中心駅・城星路駅・江錦路駅など30以上もの駅が着工予定になっている。
マイカーの普及に伴い、渋滞が深刻化する杭州市。新たな公共交通の要として、地下鉄への期待は高まるばかりだ。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)