2019年2月2日、仏RFIの中国語版サイトは、中国江蘇省にある侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館（南京大虐殺記念館）のウェイボー公式アカウントが1日、「南京大虐殺」生存者の馬月華（マー・ユエホア）さんが同日未明に92歳で死去したと発表したことを伝えた。

RFIは、南京大虐殺の生存者数について、「同記念館は16年、名簿に載っている生存者は108人になったと発表した。昨年12月には、18年に20人の生存者が死去したと発表している」とし、「生存者はすでに100人に満たない」と伝えた。

また、南京大虐殺の犠牲者数については、「1947年の極東国際軍事裁判と南京軍事法廷は、犠牲者数が20万人を超えるとした。だが日本の学者の間では犠牲者数は2万人から20万人までと大きな開きがあり、中には南京大虐殺の存在を否定する人さえいる」と伝えた。（翻訳・編集/柳川）