中米通商ハイレベル協議が終了

人民網日本語版    2019年2月4日(月) 14時40分

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中米通商ハイレベル協議が1月30日と31日に、米ワシントンで開催された。中国側の責任者を務める劉鶴中国共産党中央政治局委員・国務院副総理率いる中国側チームは、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表率いる米国側チームと協議を行った。

中米通商ハイレベル協議が1月30日と31日に、米ワシントンで開催された。中国側の責任者を務める劉鶴中国共産党中央政治局委員・国務院副総理率いる中国側チームは、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表率いる米国側チームと協議を行った。新華社が伝えた。

双方は、習近平主席とトランプ大統領がアルゼンチンで行った首脳会談で達成した重要な共通認識をもとに、貿易のバランス、技術の移転、知的財産権の保護、非課税障壁、サービス業、農業、実施メカニズム、中国側の関心事項などについて議論した。また双方の責任者は特に貿易のバランス、技術の移転、知的財産権の保護、実施メカニズムなど、共に関心を抱く議題や、中国側の関心事項を中心に、率直で、具体的、かつ建設的な議論を行い、重要な段階的進展があった。双方は次回の協議の日程やロードマップも取り決めた。

双方が特に重視している知的財産権の保護と技術の移転をめぐっては協力を強化することで合意した。また、市場の公平な競争環境を作り出すことは中国改革開放の方向性とも一致しており、中国側は米国側の関心事項に積極的に応じる姿勢だ。

双方は、効果的な対策を講じることで、中米貿易をバランスよく発展させることで合意した。中国側は米国産の農産品やエネルギー製品、工業製品、サービス製品などの輸入の拡大に力を入れ、中国経済の高い品質の発展や国民のより良い生活などの面の需要を満たしていく。

双方は中国側の具体的な関心事項について交流し、米国側はそれに真剣に対応するとした。

双方は、双方向の効果的な実施メカニズムを構築することは非常に重要で、協議で合意した各措置を確実に実施して効果を得る助けになるとの見方で一致した。また、実施メカニズムの枠組みや基本的な要点の面で原則的コンセンサスが達成され、今後はそれをさらに細かく議論することになっている。(編集KN)

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