中国でやっと公開の「デッドプール2」が不人気…、ライアン・レイノルズが奮闘するも数字は振るわず―中国

Record China    2019年2月1日(金) 18時50分

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1日、世界で7億7000万ドル(約8280億円)超の興行収入を上げた「デッドプール2」だが、先月25日にやっと封切りを迎えた中国では数字が振るわず、惨敗に終わるのではないかと予想されている。

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2019年2月1日、世界で7億7000万ドル(約8280億円)超の興行収入を上げた「デッドプール2」だが、先月25日にやっと封切りを迎えた中国では数字が振るわず、惨敗に終わるのではないかと予想されている。

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中国ではこれまでマーベルのヒーロー映画が軒並みヒットを飛ばしてきたが、「デッドプール2」の初日興行収入は5870万元(約9億5000万円)止まりに。最初の週末となった27~28日は同9260万元(約15億円)で1億元(約16億円)にも届かなかった。昨年11月、同じくマーベルキャラクターの映画「ヴェノム」が初日だけで2億元(約32億円)を突破したのに比べると、観客の反応が極端に違うことが分かる。

封切り前には主演俳優ライアン・レイノルズが緊急訪中するなど、宣伝に力を入れた「デッドプール2」だが配給側の熱意は届かず。映画レビューサイト・豆瓣(Douban)でも評価は10点中7.4点と、好評とは言えない数字を示している。

これほど数字が落ち込んでいる理由については、世界各国に比べて上映が遅すぎたのが一番の要因となっている。R指定の「デッドプール2」は新たに内容が編集され、過激な描写や問題のあるシーンをカットして、先月やっと中国広電総局の審査を通過した。オリジナル版とは内容が違うこと、米国で昨年5月に上映されたものが年をまたいでの公開となり、すっかり新鮮さを失ったことが観客の足を遠のかせている。

また中国では、前作の「デッドプール」が劇場公開されていないことも不人気の大きな理由に。さらにこの時期は、旧正月直前で人々が多忙だということも、足を引っ張る原因の一つとなっている。(Mathilda

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