アリババの18年第3四半期の売上高、中国のネット企業初の1兆6000億円超に―中国メディア

人民網日本語版    2019年2月2日(土) 22時20分

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米国で上場している中国インターネット大手・阿里巴巴集団(アリババ・グループ)は1月30日夜、19年3月期第3四半期(18年10-12月)の決算を発表。売上高は前年同期比41%増の1172億7800万元(約1兆8760億円)に達した。写真は阿里巴巴本社。

米国で上場している中国インターネット大手・阿里巴巴集団(アリババ・グループ)は1月30日夜、19年3月期第3四半期(18年10-12月)の決算を発表。売上高は前年同期比41%増の1172億7800万元(約1兆8760億円)に達した。中国のインターネット企業で、1期の売上高が1000億元(約1兆6000億円)を超えたのはこれが初めてとなる。

決算によると、ネットショッピングアプリ・淘宝の月間アクティブユーザー数は6億9900万人と、18年9月と比べて3300万人増えた。

アリババグループの張勇(ジャン・ヨン)最高経営責任者(CEO)は、「当社の成長は、クラウドコンピューティングやデータ技術が牽引し、それら技術は膨大な数の企業がデジタル化への移行加速をサポートしている」と説明。そして、「5年以内に、中国の中流階級の消費者の数は倍増するだろう」と予想している。

同期、淘宝の年間アクティブユーザーは6億3600万人と、18年9月30日までの12カ月とくらべて3500万人増加した。同社の中心業務であるEC業務の売上高は前年同期比40%増の1028億4300万元(約1兆6450億円)に達した。

10周年を迎えたダブル11(11月11日のネット通販イベント)では、取引額が2135億元(約3兆4160億円)に達し、再び記録を更新した。また、同イベントは230カ国・地域をカバーし、同社傘下の物流会社・菜鳥網絡科技有限公司の注文件数も10億件と過去最多を更新した。

2018年1-12月のクラウドコンピューティングサービス・阿里雲の売上高は213億6000万元(約3417億6000万円)と、初めて200億元(約3200億円)の大台を突破した。4年間で約20倍増で、アジア最大のクラウドコンピューティングサービス企業へと成長している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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