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ミャンマー中央銀行は30日に通告を出し、人民元と日本円を公的な決済通貨に加えることを明らかにした。
ミャンマー中央銀行は30日に通告を出し、人民元と日本円を公的な決済通貨に加えることを明らかにした。新華社が伝えた。
同通告によると、国際決済と国境貿易の発展を促進するため、元と円を決済通貨として使用した国際決済を認める。許可を受けた銀行を除き、しばらくはその他の機関や個人による元・円の口座開設は認めない。
同行の責任者は取材に答える中で、「元が決済通貨になると、ミャンマー・中国間の国境貿易の決済がより便利になる」と述べた。
中国とミャンマーは長年にわたりお互いに重要な貿易協力パートナーだ。ミャンマーでこれまで認められてきた公的決済通貨は、ユーロ、米ドル、シンガポールドルの3種類だった。(編集KS)