中国は今年さらに立体観測衛星「高分7号」を打ち上げ、高分解能特別プロジェクトの全面的な建設に向け確かな基礎を築く。第五研究院高分7号衛星総体主任設計士の趙晨光氏によると、同衛星は中国初の民間用準メートル級高分解能光伝送型立体測量衛星で、主に中国の1:1万スケール立体地図の生産、より大スケールの基礎地理情報製品の更新に用いられる。雄安新区の建設、冬季五輪会場の候補地選択、「一帯一路」(the Belt and Road)重点プロジェクトなど、中国の重大特別プロジェクト、国土計画、経済・国民生活の建設に使用できる。かつて多くの測量士が自ら山と水を渡り数年の時間を費やしていた仕事が、この衛星ならばわずか数分で出来上がる。
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