飛行機のドアが閉まった後に「降ります」、航空会社の対応にも不満の声―中国

The World Video    2019年2月2日(土) 16時20分

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中国の北京首都国際空港で1月2/19日午前、旅客機のドアが閉まった後に乗客の1人が降機を求めたことで、フライトが1時間遅延するトラブルが発生した。

中国の北京首都国際空港で1月29日午前、旅客機のドアが閉まった後に乗客の1人が降機を求めたことで、フライトが1時間遅延するトラブルが発生した。澎湃新聞網が伝えた。

トラブルがあったのは北京から青島に向かう北京首都航空便。客室乗務員らは「機体に問題はない。乗客の1人が降機を申し出たことが理由。すべての乗客に搭乗を取りやめる権利がある」と説明したが、乗客からは不満が噴出し、声を荒らげる人も見られた。

同社担当者は、1時間の遅れが生じたことを明かし、「乗客の降機が原因と聞いている。弊社の責任ではないため(遅延についての)賠償は発生しない」と述べた。

このトラブルに対し憤りをあらわにしたのは乗客だけではなかった。ネットでも「1人のためにすべての乗客の貴重な時間が奪われるのは納得できない。航空会社の説明や対応にも納得できない」「突発的な病気のような特殊なケースは仕方ないとして、それ以外の理由で降機する場合は当事者に賠償を科す必要がある」と土壇場で降機した乗客や航空会社の対応に不満を示す声が多く寄せられた。(翻訳・編集/内山

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