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吉林省長春市、過去最大規模のマンション解体工事が行われた。
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2007年3月27日、吉林省長春市で、過去最大規模のマンション解体工事が行われた。246kgの火薬を仕掛け、わずか5秒で4棟の建物が姿を消した。建築面積は約1万8000平方メートル、231世帯の住民が暮らしていた。
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現場は旧満州国の皇宮を保存した偽満洲皇宮博物院の正門、莱薫門(らいくんもん)からわずか40mのところにある。莱薫門は愛新覚羅溥儀と関東軍司令官の出入り専用に使われていた門といわれ、これまで隠れていた皇宮が急に姿を現した形だ。解体後は旧満州国皇宮の第3期保護工事のため、緑地・駐車場として使用されるという。(翻訳・高口康太)