人民網日本語版 2019年1月29日(火) 12時20分
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テニスの全豪オープン女子シングルス決勝が26日行われ、昨年の全米オープンで優勝した日本の新星・大坂なおみ選手(21)は、2セット目にチャンピオンシップポイントを3回迎えたものの、結局そのセットを落とした。
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テニスの全豪オープン女子シングルス決勝が26日行われ、昨年の全米オープンで優勝した日本の新星・大坂なおみ選手(21)は、2セット目にチャンピオンシップポイントを3回迎えたものの、結局そのセットを落とした。しかし、第3セットで再びチャンピオンシップポイントを迎えると、落ち着いてサービスエースを決め、2対1で強豪ペトラ・クビトバ選手(28、チェコ)を破り、全豪オープン初優勝を果たした。これをうけて28日付のランキングでは世界ランキング1位にランクインすることが確実となった。新華網が報じた。
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優勝が決まった瞬間、観客で満員となったロッド・レーバー・アリーナからは、歓声と割れんばかりの拍手が巻き起こったものの、大坂選手は、派手なガッツポーズをすることもなく、ラケットを支えにその場にかがみこんだ。そして、その後も、涙を隠すかのように帽子で目を覆い、気持ちが落ち着くのを待って、笑顔で表彰式に参加した。
ピュアな笑顔を見せる大坂選手だが、わずか5カ月の間に、グランドスラム2連勝を果たし、世界ランキング1位になるなど、大快挙を成し遂げている。
決勝戦で、第4シードだった大坂選手は、ウィンブルドン選手権で2回優勝しているクビトバ選手と戦い、常に積極的に攻撃。7対6、5対7、6対4で勝利した。
表彰式では、14年に全豪オープンで優勝した中国の李娜さんから大坂選手へトロフィーが授与された。
優勝スピーチで、大坂選手は、「ペトラ(クビトバ選手)、本当におめでとうございます。グランドスラムの決勝で、あなたと対戦できたことを本当に光栄に思います。ファンの皆さん、来てくださってありがとう。ありがとう」と述べた。
大坂選手がシンプルな言葉で、恥ずかしそうにスピーチするのを見て初めて、多くの人は彼女が1997年に生まれの21歳の女性であることに気づいたかもしれない。大坂選手のテニス人生は始まったばかりで、今後の活躍に大きな期待がかかる。(編集KN)
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