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タクラマカン砂漠の南部、新疆ウイグル自治区且末県で、防砂林の植樹活動が行われた。「死の海」にも着実に緑化が進んでいる。
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2007年3月27日、タクラマカン砂漠の南部、新疆ウイグル自治区且末県で、県職員による防砂林の植樹活動が行われた。タクラマカン砂漠は国内最大の砂漠。「死の海」と呼ばれるほど極度な乾燥や強い砂嵐で、植物の生育には極めて劣悪な条件だ。
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美しい自然を取り戻すため、国を挙げて緑化に努めた結果、現在、新疆ウイグル自治区では、農地の93%を防砂林で保護した。1978年にはわずか1%だった森林面積も約3%に拡大、オアシスの緑化率も12%から15%に上昇した。砂漠は大幅に減少しており、着実な成果を上げている。(翻訳・高口康太)