2013年1月8日、新華社通信と中国中央テレビ（CCTV）は日本政府関係者の話として、安倍晋三首相の月内訪米について、「オバマ米大統領の都合がつかず実現しない見通しだ」と伝えた。京華時報は「日米関係の先行きに黄信号がともった」と報じた。

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それによると、オバマ米大統領のスケジュールは月内はいっぱい。21日には就任式、月末には一般教書演説を控えており、日米首脳会談に割く時間がない見通しという。日米政府の当局者がすり合わせた結果、安倍首相の訪米は来月以降になりそうだ。

京華時報は「安倍首相の訪米の遅れは、日米関係の黄信号になる」と指摘。▽オバマ米大統領が安倍首相の就任祝いと合わせ、野田佳彦前首相をねぎらう言葉を伝えたことで「新政権はより大きな成果を上げるべきだ」と圧力をかけた▽米メディアが安倍首相のタカ派色を批判している――ことなどを理由に挙げている。（翻訳・編集/AA）