“冒険嫌い”の日本の若者が変わった!韓国メディアの報道に、ネットから嘆きの声

Record China    2019年1月25日(金) 18時20分

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21日、韓国メディア・韓国経済は「日本の大学生の間でベンチャー起業ブームが起きている」と伝えた。写真は渋谷。

2019年1月21日、韓国メディア・韓国経済は「就職の扉は開かれていても起業、冒険を嫌っていた日本の青年が変わった」と題した記事を掲載し「日本の大学生の間でベンチャー起業ブームが起きている」と伝えた。

記事によると、「ベンチャー三銃士」と呼ばれる東京大学、京都大学、筑波大学の学内ベンチャー数は2017年現在でそれぞれ245社、140社、98社の計483社と集計された。2年前の348社に比べ38.8%急増しており、19年1月現在は500社を超えるとみられている。

記事はその背景について「大企業や金融企業に就職する安定した人生を放棄し、冒険的な起業で自分の夢をかなえようとする学生が大幅に増えているため」だと分析し、東大と筑波大学のインキュベーション状況などについて詳しく紹介している。

また、そうしたベンチャー企業が「続々と成功を収めている」として「東大発ベンチャー企業の16社が新規上場(IPO)に成功した」「日本で最も有名なロボットスーツ開発企業サイバーダインは筑波の誇り」など、数々の大学発ベンチャーを紹介している。昨年2月から大学法人がベンチャー企業のストックオプション(株式購入権)を保有できるようになり、投資が可能になったことにも触れている。

さらに「大企業側がベンチャー企業を見る目も変わってきた」として、「量産技術を研究している大企業は、遠い未来を見通した基礎研究を大学に任せないわけにいかない」「ベンチャー企業をパートナーと見なさなければ、生き残れない時代だ」という、元日立製作所研究開発グループ主管という経歴を持つ筑波大学の内田文彦教授のコメントなども紹介している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「やはりアジアで唯一、理性的で冷静な先進国だ。それは否定できない」「安倍政権が規制を大々的になくしたから、挑戦しやすくなったんだろう。韓国じゃ無理だ」「日本が長い不況から抜け出し、再跳躍しているという証拠だ。反対に韓国は失われた10年、20年が始まった…」「第6世代戦闘機の開発で、英国米国が同時に日本と手を結んでいる。日本の技術力、経済状況は無視できない。韓国は無能な大統領のせいで、外交、経済、国防、何もかも駄目になった」「韓国だったら、起業をすれば大企業に無断でアイデアを搾取される。どこのばかが起業しようと思う?」「経済が息を吹き返し、就職難も解消され、国がこれだけ支援してくれるから、保守的な日本の若者たちも負担を感じず起業できるんだろう。韓国はどうだ?」など、日本をうらやむ声や韓国の現状を嘆く声が寄せられている。

その他「起業に失敗しても、就職が楽にできるんだから、負担感もないだろうよ」「就職という扉が開かれているからこそ、起業できるんだ。一生懸命やっても失敗したら、就職すればいいんでしょ。韓国の若者が彼らより劣っているからこうなった、というわけではない」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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