中国版“白タク”、警察は拳銃を抜いて取り締まり

The World Video    2019年1月24日(木) 0時40分

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22日、中国には「黒車」と呼ばれる違法タクシーが存在する。日本の白タクと似たような性質で、無許可でタクシー営業をする車両を指す。17日には陝西省西安市で取り締まりが行われたのだが、その様子がネットで話題になっている。

中国には「黒車」と呼ばれる違法タクシーが存在する。日本の白タクと似たような性質で、無許可でタクシー営業をする車両を指す。17日、陝西省西安市で「黒車」の取り締まりが行われたが、その驚きの様子がネットで話題になっている。

映像には「黒車」運転手と警官のやり取りが記録されている。警官は車から降りて調査に協力するよう求めたが、運転手の男性は「なぜ降りなくてはいけないんだ」と突っぱね、車に乗せているのは友人だとしらを切った。

再三の警告は効果がなく、運転手はアクセルを踏み込んでその場から逃走を図ろうとした。すると警官は拳銃を抜き、再度車から降りるよう指示。観念した運転手はおとなしく車から降りてきた。警察の調査により、当該車両は「黒車」で観光客10人を乗せ兵馬俑に向かっていたことが分かった。車両は警察が押収、運転手には3万~10万(約48万~160万円)の罰金が科せられる見通しだという。

拳銃が登場するちょっとびっくりな取り締まりだが、ネットでは「これくらいしないと犯罪の抑止力にならない」と支持する声が多く寄せられている。(翻訳・編集/内山

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