大胆不敵、空港から100mのケーブルを盗んだ泥棒ネズミ―広東省深セン市

Record China    2007年3月27日(火) 17時47分

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大胆不敵な反抗を重ねる「神出鬼没の泥棒ネズミ」。深セン空港の地下道から、100メートル以上の電気ケーブルを盗み出している。プロ級の電気知識を持つというその泥棒。警察は徹底捜査を進めているそうだ。

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2007年3月24日午前、レコードチャイナ記者は深セン空港公安分局を訪ね、ケーブルを盗む「神出鬼没の泥棒ネズミ」について詳しい話を聞いた。

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大胆不敵な犯行を重ねる「神出鬼没の泥棒ネズミ」は、深セン空港の地下道に侵入し、長さ100メートル以上の電気ケーブルを盗み出している。地下道への入り口は、公安局の目の前にあるというから驚きだ。付近住民は「泥棒ネズミは、何度も空港内に忍び込んでケーブルを盗んでいる。名前通りネズミのような神出鬼没ぶりで、どこからともなく侵入して犯行を重ねている」と話す。また、プロ級の電気知識を持っているらしく、今回の犯行時にはメインケーブルには手を付けず、予備ケーブルだけを盗み出したそうだ。そのため犯行当時は電気トラブルが発生せず、配電部門の職員が点検で地下道に入った時に、初めて盗難が発覚したという。過去には、盗み出すケーブルの代わりになる装置を造って設置した後に切断する、という手口も使っていたようだ。

そんな用意周到な泥棒ネズミだが、犯行を失敗したケースもあった。その時は電気事故が発生し、公安分局内の通信施設が一時使用不能になったという。現在警察は、手強い泥棒ネズミのケーブル窃盗事件の徹底捜査を進めている模様だ。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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