中国スマホ購入、もはや恥ずかしいことではない―露メディア

Record China    2019年1月22日(火) 6時40分

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ロシアのイタルタス通信(電子版)は15日、「なぜ中国のスマートフォンを購入することはもはや恥ずかしいことではないのか」とする記事を掲載した。写真はファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」。

2019年1月21日、中国メディアの参考消息網によると、ロシアのイタルタス通信(電子版)は15日、「なぜ中国のスマートフォンを購入することはもはや恥ずかしいことではないのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、「人々は中国製品について固定観念を持っている。それは製品の出来があまり良くないというものだ。この印象はスマホにも残されている。だがデータはそれが変わりつつあることを示している」と指摘した。

記事は「米IDCによると、2018年第3四半期の世界の携帯電話メーカー上位5社のうち3社が中国メーカーだ。出荷台数で、中国ファーウェイは米アップルを抜き、韓国サムスン電子に次ぐ2位となった。ロシア市場での状況もほぼ同様で、上位3社はこの3社だ。ロシアのある通販サイトは、ファーウェイを機器販売数におけるナンバーワンと呼んでいる」とした。

続けて「消費者にとって、機種選択において重要なのは価格だ。スマホの価格はますます高くなっている。例えば、インフレを考慮しても、アップルの新しいiPhone XSの価格は8年前のiPhone 4のほぼ2倍だ。2010年にはiPhoneにお金を使う価値が本当にあった。他のスマホはニュースを読むのさえ不便なことがあった。表示速度が遅かったり画面の品質が悪かったりした。だが今ではわずか数千ルーブルの無名端末でもそれが可能であり、高価なスマホはあらゆる面で優れている」とした。

そして「フラッグシップモデルにおいて、中国のファーウェイとシャオミの製品は、性能面で日本や韓国のものに劣らないが低価格だ。中国スマホのそうした優位性は、多くのライバルの間で際立っている」とし、「カメラの性能調査を行っているDxOMarkによると、現時点でのトップ機はファーウェイのP20 Proで、その座は間もなく同社の最新フラッグシップ機、Mate 20 Proに譲ることになる。P20 Proの価格は4万ルーブル(約6万6000円)だが、サムスンのGalaxy Note 9とアップルのiPhone XSはそれぞれ7万1500ルーブルと8万9500ルーブルだ。中国VivoのX21は他に先駆けてディスプレー埋込式の指紋認証センサーを搭載した。シャオミのMIX 3はノッチのないベゼルレス端末だ。OPPOや他の中国メーカーは広角の前面デュアルレンズカメラを普及させた」と紹介。「アップルやサムスン、LGなどの有名ブランドのスマホはまだ購入されている。ブランドのデザインやインターフェイスに慣れている人もいれば、重要なのは信頼性だと感じる人もいる。中国スマホの良品率はそこまで高くない。スマホをステータスシンボルと考える人もいる。OPPOはiPhoneほどのオーラはない。だがますます多くの人が買い替え時に中国製品を選択するようになってきている。そしてそれには十分な理由がある」とした。(翻訳・編集/柳川)

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