自動運転車常態化運営実証エリアを上海に建設

人民網日本語版    2019年1月21日(月) 21時30分

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上海市嘉定区の上海国際汽車城が発表した情報によると、上海が発表した10大AI(人工知能)応用シーン建設実施計画の一つである「AI+交通シーン計画」が、上海国際汽車城に入居した。

上海市嘉定区の上海国際汽車城が発表した情報によると、上海が発表した10大AI(人工知能)応用シーン建設実施計画の一つである「AI+交通シーン計画」が、上海国際汽車城に入居した。上海汽車博覧公園をその実際のキャリアとし、自動運転車の常態化運営を実現する半開放的実証エリアを建設する。新華社が伝えた。

情報によると、上海国際汽車城はAI+交通の革新応用実証エリア、国家コネクテッドカー(上海)試行・実証エリアとなる。上海汽車博覧公園の既存の道路施設をベースに、3段階に分けて開放していく。またV2X(車と外界の情報交換)設備、信号機、スマート街灯、プラットフォーム、充電スポットなどの施設を追加することで、自動運転車に整った安全で快適な3本のクローズド体験ルートを提供する。最終的に自動運転車の実証運営の需要を完全に満たす場を形成していく計画だ。

上海国際汽車城の関係者が明らかにした計画によると、第1段階は試験運営期で、実現可能なシーンには自動運転車1台による自動運転、自動停車、自動適応クルーズ、車両緊急制動、自動トラッキング走行、自動障害物回避などが含まれる。第2段階は1期建設期となり、自動運転車は1台による自動運転を前提とし一部のネット接続機能を実現し、チームを組んでの走行、交差点の信号とのインタラクション、道路標識の識別といった体験シーンを追加する。第3段階は2期建設期となり、自動運転車は1台による自動運転を踏まえた上で整ったネット接続機能を備える。死角の検査・測定、交差点車両衝突早期警戒、前方車両追突早期警戒、歩行者通過早期警戒、道路危険状況早期警戒などの体験シーンを追加する。(編集YF)

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