額賀特使が4日訪韓、朴次期大統領と会談=一方の韓国は竹島を「国家地質公園」に指定―韓国紙

Record China    2013年1月4日(金) 10時11分

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3日、額賀福志郎財務相は4日、安倍首相の特使として訪韓し、朴槿恵次期大統領とソウルで会談する。一方韓国では、鬱陵島と竹島を含むエリアを国家地質公園に指定した。写真は竹島の位置を示す地図。

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2013年1月3日、韓国紙中央日報は、額賀福志郎財務相が4日、安倍首相の特使として訪韓し、朴槿恵(パク・クネ)次期大統領とソウルで会談すると報じた。

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今回の特使派遣は、両国の政権交代を契機として、竹島問題で悪化した日韓関係の改善に向けて実施されるもの。額賀氏は金星煥(キム・ソンファン)外交通商相とも会談する。額賀氏は朴次期大統領に安倍首相の親書を渡し、未来に向けた新たな関係の構築を呼びかける。

日韓議員連盟の幹部を務める河村建夫選挙対策委員長、逢沢一郎元外務副大臣も会談に出席する。一行は4日夜に帰国する見込み。

安倍首相は1日、東京の私邸で額賀氏と会見し、朴氏には「韓国は日本の最も重要な隣国である」とのメッセージを伝えるよう述べた。2月25日に行われる大統領就任式に安倍首相が出席すれば、首脳会談が開かれる可能性が高い。

昨年12月、朴氏の当選後、安倍氏は即座に関係改善のための特使派遣を表明しており、日本政府は自民党の公約としていた2月22日の「竹島の日」記念行事を見送り、日韓関係改善に意欲を見せた。

一方、韓国環境部は12月27日に、鬱陵島と竹島を、2012年7月「国家地質公園制度」導入後最初の国家地質公園に指定したと発表した。

これは、鬱陵郡が鬱陵島と「独島(竹島)」を含む海上1000メートルの範囲を含む計127.9平方キロメートルのエリアを国家地質公園として申請していたもので、同郡の崔樹一(チェ・スイル)郡守は「独島の主権を強化し、正式に独島での生態研究を行い、すみやかにこの地を国家地質公園としたい」と述べていた。

環境部は申請書類を審査し、地質公園委員会の審議を経て、昨年12月21日に最終決定を下していた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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