サッカー中国代表を皮肉って炎上した五輪チャンピオンが謝罪―中国

Record China    2019年1月23日(水) 15時40分

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サッカーのアジアカップ決勝トーナメント1回戦でタイに逆転勝ちした中国代表に「苦言」を呈して物議をかもした元体操五輪チャンピオンの陳一冰氏が謝罪コメントを発表した。写真は中国対タイの試合会場。

サッカーアジアカップ決勝トーナメント1回戦でタイに逆転勝ちした中国代表に「苦言」を呈して物議をかもした元体操五輪チャンピオンの陳一冰(チェン・イービン)氏が謝罪コメントを発表した。

20日に行われたタイ戦を観戦した陳氏は、SNS上で立て続けに感想をつづった。ビハインドを背負っていた前半終了時には「タイに負けるとは。どうせ負けるんだからリッピ監督の給料を私がもらってチームを率いてもいいんじゃないかと思う」と書き込み、逆転勝ちを収めた後も「タイ相手にこんなに苦しむとは、向こうも進歩したのだろうが、われわれはどんどん退化している」など、タイに勝利して喜ぶ中国代表や中国サポーターに疑問を呈した。

この書き込みに対して多くのネットユーザーが「陳氏の発言はリスペクトに欠けている」として批判を展開した。この状況に陳氏が22日、ネットユーザーから受け取ったという批判のプライベートメッセージを紹介するとともに、謝罪と釈明のコメントをSNS上に発表した。

コメントの中で陳氏は「私は確かに中国代表にあまり注目しておらず、タイもかつての弱いタイだと思っていた」「負けていた時には、確かに大きく失望していた」「私は選手たちをリスペクトしていないのではない。彼らはみんな尊敬に値する選手たちだ」「リッピ監督は、その巨額な報酬に値する一流の指揮能力を持っている」と釈明。

さらに、「サッカーの影響力は体操を含めたほかの競技よりもはるかに大きく、自分のような『にわかファン』さえもが口を出したくなるほどなのだ」とし、あくまで一サッカーファンのつぶやきであることへの理解を求めた。(翻訳・編集/川尻

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