ノーベル文学賞・莫言氏の記者証取り消し、中国政府がジャーナリスト管理徹底―中国

Record China    2012年12月30日(日) 16時30分

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29日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ノーベル文学賞受賞者・莫言氏の記者証が取り消されたと報じた。写真は12月9日、ストックホルム。講演する莫言氏。

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2012年12月29日、シンガポール華字紙・聯合早報は、ノーベル文学賞受賞者・莫言氏の記者証が取り消されたと報じた。

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記者証とは中国当局がジャーナリストの記者に発行する証明書を指す。記者に対してはさまざまな便宜が図られるだけに、記者が転職したとしても一度発行された許可証はほとんど取り消されることなく保留されている。これを問題視した中国ニュース出版総署は13年1月15日から2カ月間の管理徹底キャンペーンを実施。実態のない記者の記者証を取り消すことを求めている。

“実態のない記者”の一人がノーベル文学賞受賞者の莫言氏。1997年から07年まで身分的には検察日報社所属だったため、記者証が発行されていた。しかしその後、所属機関を移った後も記者証は取り消されていなかった。ニュース出版総署の通達を受け、10月18日に記者証は取り消された。(翻訳・編集/KT)

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