人民網日本語版 2019年1月21日(月) 0時10分
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2018年、中国の海外旅行者数が延べ1億4000万人に達した。1億2900万人だった17年より1100万人多く、13.5%増となった。これにより中国は、世界一の観光客の送り出し国の地位を保った。写真は銀座の観光客。
2018年、中国の海外旅行者数が延べ1億4000万人に達した。1億2900万人だった17年より1100万人多く、13.5%増となった。これにより中国は、世界一の観光客の送り出し国の地位を保った。参考消息網が伝えた。
中国旅游(観光)研究院がこのほど発表した「2018観光経済運行総まとめシリーズ報告」によると、18年、中国の旅行者は157カ国に旅行に行った。おなじみの人気旅行先のほか、これまではそれほど人気ではなかったローカルな国に行く人も増え始め、人気となっている。
■南極の旅行者の2割が中国人観光客
現在、中・東欧16カ国に旅行に行く中国人が急増中だ。13年には延べ28万人だったその数は、17年に延べ137万人にまで増えた。
南極を見ると、18-19年の観光シーズン、中国人観光客は延べ1万人に達するとみられている。南極旅行者の5人に1人は中国人観光客という計算になり、南極にとって中国人観光客は「超お得意様」となっている。
■18年の観光消費額が1200億ドルに
中国旅游研究院の戴斌(ダイ・ビン)院長は、「中国人の海外旅行は世界の観光業の発展に多大な貢献をしている。17年の世界のインバウンド客を見ると、中国人観光客が全体の10%を占めていた。また、同年、中国人観光客の観光消費額は1000億ドル(約11兆円)以上となり、18年には1200億ドル(約13兆2000億円)以上に達したとみられている」と指摘する。
中国国家旅游局が発表している統計によると、中国は長年、世界一の観光客の送り出し国の地位を保っており、18年もその地位を守り、さらに、タイ、日本、韓国、ベトナム、カンボジア、ロシア、モルディブにおける最大の観光客の送り出し国の立場も維持したとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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