両足義足の70代男性が浙江省台州神仙居でヴィア・フェラータに挑戦

人民網日本語版    2019年1月17日(木) 14時40分

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両足が義足の夏伯渝さん(70)は14日、浙江省台州神仙居でワイヤーロープやはしごなどの固定設備が備えられた岩山を登る「ヴィア・フェラータ」に挑戦していた。

両足が義足の夏伯渝さん(70)は14日、浙江省台州神仙居でワイヤーロープやはしごなどの固定設備が備えられた岩山を登る「ヴィア・フェラータ」に挑戦していた。当日は小雨が降り、気温もやや低めの天候だったが、夏さんのクライミングに対する情熱は少しも損なわれていないようだった。中国新聞網が伝えた。

1975年、夏さんはエベレスト登頂の途中で、寝袋を落としてしまった仲間に自身の寝袋を譲り、寝袋無しで寝たことが原因で両足に凍傷を負い、切断を余儀なくされた。その後も彼は二度目の切断や癌、複数回にわたる大手術など多くの試練を経験。それでも夏さんはエベレスト登頂の夢を諦めず、2018年5月14日に念願のエベレスト登頂に成功し、中国人で初めて両足義足でエベレスト登頂に成功した人となった。(編集TK)

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