ハラール肉輸出を中国とアラブ世界の懸け橋に、寧夏回族自治区の壮大な野望―米紙

Record China    2012年12月31日(月) 0時13分

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27日、米紙ワシントン・ポストは記事「中国、食肉輸出を通じてアラブ世界との関係改善を摸索」を掲載した。ハラール肉輸出を糸口にアラブ世界との関係を構築しようという寧夏回族自治区の計画があるという。写真は中国のハム工場。

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2012年12月27日、米紙ワシントン・ポストは記事「中国、食肉輸出を通じてアラブ世界との関係改善を摸索」を掲載した。

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中国内陸の寧夏回族自治区。クコの実以外にはたいした輸出品もなく、自治体のGDPは中国国内のワースト3位だ。しかしこの地に住む多くのムスリムが新たな輸出品を生む可能性があるという。

イスラム教徒は特別の処理をされたハラール肉しか食べられない。そこで寧夏で処理をしたハラール肉を中東に輸出しようという計画が浮上している。寧夏現地の官僚は、短期的には自治区のために雇用を創出することが目的となるが、長期的にはアラブ世界との関係を築くことが目的と語った。中東から融資を集め、寧夏を対アラブの貿易センターにしようという壮大な計画まであるという。(翻訳・編集/KT)

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