<2012年、中国版ツイッターが見た日本10-5>反日感情も揺らぐ…サッカー香川真司がマンU初ゴール

Record China    2012年12月30日(日) 11時10分

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2012年、中国のインターネット界では4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”を通じ、発言権を持ちだした。今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第5回は「反日感情もゆらぐ…サッカー香川真司がマンU初ゴール」。

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2012年、情報鎖国が続いていると考えられていた中国で、大きな異変が起きた。依然として政府の検閲下にある同国のインターネット界で、4億人近い一般市民が“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サービスを通じ、発言権を持ちだしたのである。情報の受け手としても十全とは言えない状況にある彼らだが、それでも個人の意見を自由に発言し、情報の送り手側ともなったのだ。

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この“中国版ツイッター”を通じて、既存のメディアからはうかがい知ることのできない中国人の本心を知ることができるようになった。彼らは、日本のことをどう思っているのか?今特集では、2012年に“中国版ツイッター”をにぎわせた日本関連の話題をご紹介する。第5回は「反日感情も揺らぐ…サッカー香川真司がマンU初ゴール」。

8月、日本を代表するサッカー選手の香川真司が英プレミアリーグのマンチェスターユナイテッド移籍後、初のゴールを決めた。今シーズンのチーム初勝利に貢献し、早くも突出した存在感を見せることとなった。

自国のサッカーが実力的に頼りないこともあり、日本のスター選手に大きな関心を寄せる中国の熱きサッカーファンたちも、多くの賛辞を送った。中国の主要メディアも、「アジアNo.1、香川はマンUの新たな中核」と絶賛したほか、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、以下のような声が届いた。

マンガが現実になったよ。大空翼の登場だ(※大空翼:サッカー漫画の名作「キャプテン翼」の主人公)」

「香川はなんて強いんだ。大和民族万歳(※中国人によるコメント)」

「13億のうちの6億5000万人の男(=中国の全男性)がたまらずにもだえた。(尖閣問題が緊張状態の現在は)反日であろうとするのだが、残念なことに、とてもじゃないけれどなれないね」

「言葉が通じなくてもピッチの上では関係ないのだということがこれで証明されたな」

「香川、ガンバレ!とてもクリアなパスを出す選手だな。マンUでもきっと活躍すると確信したよ」

「香川のおかげでまたプレミアリーグを見る気になったよ」

「夢って現実にできるものなのだと日本人や韓国人が証明してくれた。さて、中国人にはできるかな?」(翻訳・編集/愛玉)

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