中国、適格国外機関投資家の投資限度額を3千億ドルに引き上げ

人民網日本語版    2019年1月15日(火) 17時50分

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国家外貨管理局は14日、海外投資家の中国資本市場に対する投資ニーズに応えるため、国務院の認可を経て、適格国外機関投資家(QFII)の投資限度額をこれまでの1500億ドルから3千億ドルに引き上げたことを明らかにした。

国家外貨管理局は14日、海外投資家の中国資本市場に対する投資ニーズに応えるため、国務院の認可を経て、適格国外機関投資家(QFII)の投資限度額をこれまでの1500億ドルから3千億ドルに引き上げたことを明らかにした。

QFII制度は中国資本市場の対外開放における重要な制度的枠組みであり、海外投資家が中国金融市場に投資する場合の主要チャンネルの1つとなっている。同局は2016年から18年にかけて、QFII制度の外貨管理をめぐり重大な改革を進めた。これには慎重な管理体制の構築、送金比率規制の撤廃、回金制限(売却禁止措置)の撤廃、QFIIが保有する証券資産について中国国内で為替ヘッジを行うことの認可などが含まれ、海外投資家のQFIIチャンネルを通じた中国金融市場への投資に極めて大きな便宜をもたらした。(編集KS)

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