7000万円分のベンツを教習車に採用、教習所のやり方に市民は賛否両論―遼寧省瀋陽市

Record China    2012年12月28日(金) 12時10分

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27日、中国・遼寧省瀋陽市東陵区の自動車教習所がベンツを教習車に採用し、市民から注目されている。同所が採用したベンツは、市場価格51万8000元(約700万円)のE260という車種で、10台購入し、7台まで納車された。

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2012年12月27日、中国・遼寧省瀋陽市東陵区の自動車教習所がベンツを教習車に採用し、市民から注目されている。瀋陽晩報が伝えた。

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同所が採用したベンツは、市場価格51万8000元(約700万円)のE260という車種で、10台購入し、7台まで納車された。ベンツの採用について教習所の責任者は、「教習中に生徒の運転する教習車が追突する事故は多い。仮に安全措置が十分でないと生徒がけがをする可能性もある。そのため比較的安全性が高い高級車を採用した。また、生徒の中には家にあるような高級車で教習を受けたいと話す人もいたため、今回のベンツ購入に至った」と話している。ベンツは主に公道での教習に使用されるという。

ベンツを教習車に採用する教習所はほかにもあるが、いずれも高い教習料金が設定されている。同所の教習料金はまだ関連機関に申請中で決定していないが、一般的な教習所より割高になる可能性が高い。

一方、高級車を採用する教習所に対し市民は「ビジネスなのだから、差別化は必要。ましてや需要があるのだからなおさらだ」と肯定する意見がある一方、「必ずしも高級車が一般車よりも安全とは言い切れない。同教習所のやり方は、宣伝にしか思えない」と批判的な意見もあり、さまざまな反応を示している。(翻訳・編集/内山

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