渡り鳥が羽を休める中朝ロ国境の敬信湿原―吉林省琿春市

Record China    2007年3月27日(火) 18時41分

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中朝ロ国境が集まる吉林省琿春市の敬信湿地には、およそ13万羽のガンの群れや渡り鳥が羽を休めていた。2007年3月23日撮影。

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吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市にある敬信湿地には、およそ13万羽のガンの群れや渡り鳥が羽を休めていた。2007年3月23日撮影。

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中国と朝鮮とロシアの国境が接近する敬信平原には中朝国境の図們江(朝鮮名:豆満江)支流が貫く形で流れ、下流域に8000ヘクタールにわたって湿地が広がる。ロシアとの国境、那爾山脈のふもとから日本海に続くため、海抜の高低差があるのもこの湿地の特徴で、高い所で海抜694m、最も低い場所は5m。

湿地には32種類の魚類、199種類の鳥のほか、アザラシやオオヤマネコ、クマなどの動物が生息している。希少動植物として国家の保護対象となっている魚や鳥も多いため、省は重点保護地域に指定し、乱獲などをやめさせる啓蒙活動を進めている。これまでは付近の住民がわなを仕掛けて鳥や動物を捕獲し、地元料理と称してレストランなどで売っていたが、希少生物の保護に関する教育を行ったり、巡回パトロールを強化したことで、乱獲は止まり、渡り鳥の数も昨年の4倍に増えたという。

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