<本日の中国TOPニュース>安倍氏の首相再任に温家宝首相の祝電はなく…日中関係の難局があらわに

Record China    2012年12月27日(木) 12時41分

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26日午後、自民党の安倍晋三総裁が第96代首相に選出された。この日、中国の温家宝首相は祝電を打っていない。日本の新総理が決定した際、歴代中国首相は同日中に祝電を打つのが慣習であった。これが日中関係の緊張した局面を物語っていると報じられている。

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2012年12月26日午後、自民党安倍晋三総裁が第96代首相に選出された。日本で総理大臣を再任するのは吉田茂氏以来、戦後2人目となる。中国・上海の地方紙である東方早報は27日付でこれに対し、「温家宝首相は祝電を打たなかった」と報じている。

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安倍総裁の首相再任を受け、韓国の李明博大統領は同日中に祝電を送り、「日韓両国が未来に向けて協力関係を築くことは、日韓双方のみならず、北東アジアおよび世界全体の平和と繁栄にとって非常に重要なことである」「日韓両国は互いに隣国であり友好国でもある。双方は従来にわたって密接な交流と協力を続けてきた。今後も互いが積極的に協力と努力を続けることを願う」と記している。

一方、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相はこの日、祝電を打っていない。日本の新総理が決定した際、歴代中国首相は同日中に祝電を打つのが慣習であった。これが日中関係の緊張した局面を物語っていると記事では報じている。

ただし、中国外交部は華春瑩(ホア・チュンイン)報道官がこの日、安倍氏再任に言及している。「日中両国は互いに重要な隣国であり、健康的かつ安定した関係を保つことが双方およびその国民にとっての基本的利益。日本の新政権が両国関係の難局を乗り越え、正常な発展の軌道を取り戻すために、切な努力をすることを願う。我々は日本の動向に高い関心を払っており、平和的発展に向かうことを願い、かつ近隣諸国にとっても建設的な影響力を及ぼすことを願う」と発言した。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2012年12月27日付の中国大手ポータル・新浪(Sina)のランキング3位の記事。

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