新潟県産米の対中輸出再開、横浜港で再開を祝う出荷式―米華字メディア

Record China    2019年1月10日(木) 13時20分

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9日、新潟県産米の中国向け輸出再開を伝えるニュースに、中国のネットユーザーから批判や皮肉を示すコメントが多数寄せられた。資料写真。

2019年1月9日、米華字メディアの多維新聞や、中国版ツイッターウェイボー(微博)のニュースアカウント・微天下と環球市場播報などが、新潟県産米の中国向け輸出再開に伴い、8日に神奈川県の横浜港で再開を祝う出荷式が開かれたことを伝えた。

記事によると、東京電力福島第1原発の事故以降、中国政府は宮城県、福島県を含む10の地域の農産物の輸入を停止していたが、2018年11月に新潟県産の米に限り停止を解除したため、今回1袋2キロ入り、全500袋、合計で1トンのコシヒカリが出荷され、1月末に上海で試験販売するという。出荷式に参加した新潟県の花角英世知事は「品質の高さと安全性に絶対の自信がある。中国の皆さんにも受け入れられる」と述べたという。中国の一般的な米よりも価格が高く設定されていることについて、日本全国農業協同組合連合会(JA全農)は「消費者の反応を見たい」と述べたという。

このニュースに中国のネットユーザーからは、「上海在住の日本人しか買わないよ」「国が日本製を支持している」「中国産の米の生産量は多いはずなのに輸入する必要あるの?」といったコメントが寄せられた。

最後に記事は、共同通信社の報道を引用し、中国政府は米以外の新潟県産の食品について、福島県や宮城県など、ほかの9つの地域の食品と同様に輸入停止措置を継続しており、全面的再開には、まだ時間がかかると伝えている。(翻訳・編集/原)

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