座席占領は「4、5人」どころじゃなかった!鉄道の問題行為を取り締まったら452人が行政拘留処分に―中国

Record China    2019年1月9日(水) 0時20分

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央広網の7日付の記事によると、中国の鉄道警察はこのほど、同国内の鉄道で他人の座席を占領するなどの問題行動が相次いでいることを受け、大規模な取り締まりを行った。写真は18年12月、他人の座席を奪ったとして行政拘留処分を受けた女。

中国中央テレビのニュースサイト・央広網の7日付の記事によると、中国の鉄道警察はこのほど、同国内の鉄道で他人の座席を占領するなどの問題行動が相次いでいることを受け、大規模な取り締まりを行った。

取り締まりの期間は示されていないが、例示された具体的な案件から18年12月初旬に始まったとみられる。報道によると、全国でこれまでに2856件の「秩序を乱す行為」が摘発され、452人が「座席占領」などの行為で行政拘留処分を受けたという。

中国の高速鉄道では近年、ドアを押さえて列車の発車を遅らせたり、他人の指定席を占領したりする問題行動が相次いで発生。中国共産党系の環球時報は当初、「旅客数は延べ15億人。座席占拠が四つか五つ続くぐらいでは、到底『国民性』にまで昇華するに及ばない」と報じていたが、事態は予想以上に深刻だったようだ。

中国ではまもなく、「民族大移動」とも呼ばれる旧正月(今年は2月5日)の帰省ラッシュを迎える。今年の旅客数は延べ30億人に迫るとも言われており、鉄道警察はマナーを守った乗車を呼び掛けている。(北田

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