岡:もともとは習近平国家主席が2013年、第三国市場協力である「一帯一路(the Belt and Road)」を提唱し、そこで具体的に中国の陸・海のシルクロードを通じて、中国と他の国を結びつける貿易や投資、社会交流、人材育成を推進する国家プロジェクトが宣言されました。その後、2017年5月に北京で「一帯一路」サミットが開かれ、日本の代表団も参加しました。私は現地法人の董事長を務めており、さらには在中国日本商会の副会長の立場から、日本企業と連携し、中国政府や企業とのビジネスの橋渡しを行ったり、コミュニティづくりのサポートをしたりしています。「一帯一路」サミットの事前協議の段階においては、副会長の立場から、「日本企業としてどんなサポートができるのか」、「第三国市場協力のあり方とは」ということを議論しました。
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