五輪が残した貴重な遺産は金メダルにあらず、北京五輪は東京五輪に遠く及ばない―中国

配信日時:2012年12月21日(金) 16時35分
五輪が残した貴重な遺産は金メダルにあらず、北京五輪は東京五輪に遠く及ばない―中国
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20日、1964年に開催された日本初となるオリンピック東京大会を発展チャンスに切り替えた日本では体育・スポーツの普及が進み、国民の貴重な遺産となった。一方、北京オリンピックは中国に何か恩恵をもたらしただろうか。写真は北京五輪博物館。
2012年12月20日、1964年に開催された日本初、アジアでも初となるオリンピック・東京大会から40年以上が過ぎた。オリンピックの開催をすぐさま発展の一大チャンスに切り替えた日本では、スポーツの大衆化が進み、日本政府は1965年から体育・スポーツの普及により多くの予算を割くようになった。日本の代表選手団が東京オリンピックで残した輝かしい成績は、日本国内に熱狂的なスポーツブームを巻き起こす力強い原動力となった。中国青年報が伝えた。

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オリンピックでの日本選手の活躍はやや陰りも見られるものの、スポーツの大衆化、特に学校教育における体育は目覚ましい進歩を遂げた。2011年、FIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会で、日本女子サッカーチームがアジア勢初となる優勝を果たした。2012年のロンドンオリンピックでは、日本の女子バレーが28年ぶりの銅メダルを手にしている。

中国の選手は「国を挙げて」の金メダル獲得に必死だったが、サッカー、バレー、バスケの三大球技の低迷はどうすることもできなかった。チームで戦う球技スポーツの発展には、幅広い大衆の基盤が欠かせないことは言うまでもない。日本の女子サッカー、女子バレーが強くなったのは、球技スポーツの普及が進んでいるおかげであり、その普及を支えているのがまさに学校教育なのである。

東京オリンピックが日本に残した最も貴重な遺産は何だったのだろうか。当時の光景を目の当たりにした人々にとっては、その体験こそが貴重な宝物だろう。しかし、日本全国に広がるスポーツ施設やグラウンド、徹底された学校の体育授業、競技スポーツと大衆スポーツの調和の取れた発展は日本国民に大きな恩恵をもたらし、それこそ、1964年の10月10日、盛大に幕開けした東京オリンピックが残したかけがえのない遺産ではないだろうか。

北京オリンピックから4年、この「比類なき」オリンピックの開催と世界最多の金メダルを獲得した中国選手の活躍は、すでに歴史の1ページに刻まれてはいるものの、真の文化遺産として、人々がそこから利益を得る日はいまだ訪れていない。(翻訳・編集/XC)
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