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脳性まひの張さんは手が不自由なため、頭に特殊な装置をつけてパソコンのキーを打ちながら、ネットの向こうにいる友達とおしゃべりを楽しむ。
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2007年3月20日、北京に住む23歳の張雪玲(ジャン・シュエリン)さんはいつものようにチャットを楽しんでいた。画面の向こうにいるチャット仲間が知らないこと、それは張さんが特殊な装置で入力していること。手が不自由なため、頭に棒のような装置をつけてキーを打つ。
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傍らで張さんの口元に食事を運んでいる母親の陸(ルー)さんの話では、張さんは生まれた時、難産が原因で脳性まひとなり、以来介護なしでは生活できない。それでもたいへんな努力家で、勉強熱心。特に絵が大好きで、大好きなコミックの登場人物を描き写すうち、どんどん上達し、今では周囲も認める腕前となった。いつか絵画コンクールへ出展したいとの夢を持つ。
パソコンとの出会いは4年前、親戚がプレゼントしてくれたことから。以来、パソコンは張さんの生活には欠かせない相棒となり、自身のブログに日々の思いをつづる。
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