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東アジア初の女性大統領誕生=“国民ありき”の体制に羨望、“七光り”政権への皮肉も―中国版ツイッター

配信日時:2012年12月20日(木) 13時30分
東アジア初の女性大統領誕生=“国民ありき”の体制に羨望、“七光り”政権への皮肉も―中国版ツイッター
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19日、韓国で大統領選挙が行われ、朴槿恵氏が次期大統領となることが決まった。同国初であり、また東アジア初の女性大統領となる。長らく“男女平等”をうたってきた共産党体制の中国は、どんな目を向けているのだろうか?“写真は2012年12月、韓国・ソウルで撮影。
2012年12月19日、韓国で大統領選挙の投開票が行われ、保守系与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)氏が、接戦の末に最大野党の民主統合党・文在寅(ムン・ジェイン)氏を下し、第18代大統領となることが決まった。同国初であり、また東アジア初の女性大統領となる。暫定投票率75.8%とされるなか、51.5%の得票という僅差の勝利だった。

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両親を暗殺された“悲劇の娘”である。朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領を父に持ち、“国母”と呼ばれた母親が銃弾に倒れると、弱冠22歳でファーストレディーを務めることに。後年、父親も側近に暗殺されるという悲劇に見舞われるが、1998年に国会議員として政界に戻り、独身を貫きながらすべてを国政のために捧げてきた。

頼もしい女性の大統領誕生に、長らく“男女平等”をうたってきた共産党体制の中国は、どんな目を向けているのだろうか?“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトで一般の意見を探った。特に中国人の心を揺さぶったのは、「私には両親も夫も子供もいない。国民が私の家族であり、国こそが唯一、すべてをささげる対象である」とする朴氏の発言であり、これを讃える意見が大変目立った。以下、主な意見。

「父母が殺され、終生独身で、政治だけを命としてきた非凡なる女性!おめでとう!」
「アジアでも女性の地位が比較的低い韓国で、初めての女性大統領が誕生した。そして、男女平等を実現しているとするこの国(=中国)ではまだ女性の国家リーダーは誕生していない」
「中国で再び則天武后(=中国史上唯一の女帝)が誕生するのはいつのことやら?」

「日本の安倍さんと、どっちがまともな政治を行うだろうか」
「2012年は各国で次代のリーダーが決まった。アジアから選出されたのはみんな“七光り”だったね」
(※注:朴氏の父親は朴正煕元大統領であるほか、北朝鮮金正恩はいうまでもなく、日本の安倍晋三は母方の祖父が岸信介元首相、中国の習近平は父親が習仲勲元副首相である)

「民主政治の下で選ばれた国家リーダーは、マニフェストが具体的。大げさで空虚なスローガンを掲げるどこかの国(=中国)とは違うよね」

「朴氏は約48%の反対票を抱えながらの当選だ。日本の衆院選は、480議席中172票が自民党に反対するものだ。米国のオバマ再選にしても同様。で、我が国のトップに関してだが、“全会一致”で選出されているわけだ。国民の心はひとつだって」
「国家のリーダーを決めるのに、選挙というのは最良の方法だと思う。中国の政治改革もこれを目標にすべきである。まずは党内人事からスタートでもいい。中国は大国だ。軍事力もある。政治体制も世界の主流と一致すべきである。中国固有の特色というのは、人類すべてが認める価値観の中に存在すべきである」

「国民の選挙で選ばれたリーダーは国民に感謝の気持ちを持ち、また国民に対して約束を守らねばならない。そして成果を挙げなければ退任となる。たとえどんなことをしても1人の人間が10年間、政権を握り続け、もしそれを引きずり下ろすとすれば、それが“政権転覆”に相当する国(=中国)とは違う。この政治体制を真に改革することこそが、改革推進のカギとなろう」(翻訳・編集/愛玉)
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