2012年12月19日、中国で人気のタレント・蒼井そらについて、露出の機会を得るためノーギャラでテレビ番組出演を持ちかけていると報じられた。これは芸能裏情報に詳しい著名ブロガーが暴露したもの。網易網が伝えた。

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中国版ツイッター「新浪微博」にアカウントを持ち、フォロワー数は1365万人と外国人タレントでは最多を誇る。中国で絶大な人気の蒼井そらだが、今年後半は活動を制限されて悩まされたという。これは、中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局（広電総局）が発表した「限娯令」によるもの。テレビ番組やCMに関して制限や取り締まり強化をしたことで、この制限対象にひっかかった蒼井は中国での活動機会を大きく失ったとされる。

芸能界の裏話に詳しく、信ぴょう性の高い情報を提供することで知られる中国の著名ブロガー「長春国貿」氏がこのほど、彼女に関する話題を提供した。中国での人気をキープするため、ある衛星テレビ局のバラエティ番組にノーギャラ出演を持ちかけたとのことだ。

蒼井は先日、自身のミニブログで中国語を勉強する様子を公開した。パソコンでネットテレビを見て勉強している写真を掲載したが、そこに映っていたのは、蒼井サイドがノーギャラ出演の話を持ちかけたとされる深セン衛星テレビの人気番組の一コマだった。これは「同局への熱烈なアプローチだ」と、前出のブロガーは分析している。

さらに同氏は、局側が蒼井の申し出を慎重に判断した上で拒否したと暴露。「公式発表はないが、内部ではそのように決定している。蒼井さん、また君を失望させたみたいだね！」と綴っている。

深セン衛星テレビは中国メディアに対し、「蒼井さんとの間にそのような出演交渉は一切ない」と説明。「長春国貿」という人物が、そのようなネタをどこで仕入れてきたのか、「まったく分からない」と回答している。（翻訳・編集/Mathilda）