雪が降ったので住民こぞって「特殊な商売」=8万円を稼いだ人も―四川省

Record China    2019年1月3日(木) 9時30分

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数年来の大雪に見舞われた四川省成都市郊外の龍泉山一帯の住人はこぞって「雪人形」を作って売り出した。2日間で数千元(5000元=約7万9000円)を売り上げた人もいるという。

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四川省成都市では12月30日、数年来の大雪に見舞われた。同市龍泉山一帯の住人はこぞって「雪人形」を作って売り出した。2日間で数千元(5000元=約7万9000円)を売り上げた人もいるという。2019年1月1日付で、中国メディアの新浪網などが紹介した。

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龍泉山一帯の住人が作った「雪人形」の多くは犬や豚やウサギなど動物を模したもの。人に似せた、多少手の込んだものもある。価格は最も安いもので20元(約320円)程度、高いものは50元(約800円)。単価は安いが、2日間で数千元を売り上げた人もいるという。素朴な雪人形を求める人は、かなり多かったようだ。雪人形を車の屋根などに乗せて走る人も多かった。「特殊な商売」ではあるが、人々の遊び心を捉えることに成功したと言える。

四川省成都市は「湿った気候」で知られるが、冬場の降水量は多くない。日本の場合、冬の平均的降水量が落ち込む東京でも、1カ月あたり50ミリを割ることはない。成都市の場合、12月から翌年2月までの平均降水量は10ミリを下回る。

龍泉山一帯は客家(はっか)と呼ばれる人々が多く住むことでも知られる。客家とは、漢族ではあるが古い時代から中原(歴史的な中国文明の中心地)から戦乱を逃れるなどで南下して定住した人を指し、独特な文化や言語を残している特徴がある。(翻訳・編集/如月隼人

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