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中国製造業で景気減速=12月PMIが2016年7月以来の50割れ、中小企業で顕著

配信日時:2019年1月2日(水) 6時0分
中国製造業で景気減速=12月PMIが2016年7月以来の50割れ
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中国の2018年12月の製造業における購買担当者景気指数が、2016年7月以来29カ月ぶりに、景気拡大/景気後退の境界とされる50を割り込んで、49.4に落ち込んだ。特に中小企業での落ち込みが大きい。
中国国家統計局は2018年12月31日、同年12月の製造業における購買担当者景気指数(PMI)を発表した。2016年7月以来29カ月ぶりに、景気拡大/景気後退の境界とされる50を割り込んで、49.4に落ち込んだ。特に中小企業での落ち込みが大きい。

製造業全体でのPMIは前月より0.6ポイント下落した。大企業のPMIは前月より0.5落ち込んだが50.1と「境界」以上に踏みとどまった。中規模企業は前月比0.7ポイント下落の48.4、小規模企業は同0.6ポイント下落の48.6で、いずれも「境界」を1ポイント以上下回った。

国家統計局は、12月において、「総合PMI産出指数」は前月比で0.2ポイント落ち込んだものの52.6だったとして「わが国の企業生産経営活動は拡張の情勢を続けている」と主張した。「総合PMI産出指数」はPMIにおける不備を是正するために、総合的な景気状況と周期性変化を加味したとして、2018年1月から発表し始めた指数。

一方で、PMIの構成要素のうち新規輸出受注は6月に50を割り込んでも下落が伴わず、12月は前月比0.4ポイント下落の46.6だった。新規輸出受注は将来の需要動向の推測に役立つ指数とされるが、50を割り込んで下落が止まらないことは、中国製造業の輸出後退を示唆しているとも解釈できる。

中国の製造業PMIは2015年3~7月にはいずれの月も50以上で最高で50.2に達した。しかし同年8月には50を割り込み、16年2月には49.0まで落ち込んだが翌3月には50.2と、50以上を回復した。同年7月には49.9と再び50未満になったが、それ以降は50以上を確保。2017年は年間を通じて50以上で、同年9月には52.7に達した。しかし18年5月からは下落傾向が顕著になり、11月は50.0、12月は49.4にまで落ち込んだ。

国家統計局は12月の製造業PMIが50を割ったことについて、市場における需要に対する下降圧力が増大しており、企業が先行きに対して慎重になったことや、外部環境の不確定要素が大きくなり、国内需要の伸びも減速しており、輸出入の活気が落ちていることなどが背景と論じた。

なお、国家統計局が同時に発表した12月の非製造業PMIは前月比0.4ポイント上昇の53.8だった。2月別の非製造業PMIは2018年を通じて53.4~55.3の範囲に留まり、極端な下落傾向は見られなかった。(翻訳・編集/如月隼人
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