2018年12月30日、環球時報は台湾メディアの報道を引用し、台湾の所管海域に侵入した中国漁船20隻が台湾側から大型艦艇で追い出すと威嚇されたと伝えた。

記事は、「台湾メディアの29日の報道によると、20隻以上の中国漁船が強風を避けるため、いわゆる『台湾の所管海域』内に入った。これに対し、台湾の海巡署は、大型の艦艇を派遣して追い出すと威嚇してきた。最近の澎湖海域の天候は荒く、多くの中国漁船がその海域に入って風をよけていた。しかし、台湾メディアは報道に際し、『境界を越えて』漁をしていたとあおっている」と伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「われわれの場所なのになぜ境界を越えるなどというのだ？」「境界？中国国内に境界があるのか？」「中国と台湾は家族なのに、なぜ越境などというのだ」などのコメントが多く寄せられた。

また、「もしかして中国っていじめられやすいのかな」「中国に対しては強硬なのに、日本に対しては恐れおののく」「中国は台湾に対してなぜこんなにもふがいないのだ」「これが台湾優遇政策の結果だ。ほかの国や地域に対してはこんなことできないのでは」などの意見もあり、多くのネットユーザーが不満を感じたようだ。

ほかには「大型艦艇ってどれくらい大きいんだ？。空母より大きいのか？」「われわれの海警の船はどこに行ったんだ」「漁民たちが無事に帰ってくることだけを願うよ」などのコメントもあった。（翻訳・編集/山中）