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中国「C―919大型旅客機」が上海浦東国際空港で離着陸に成功

配信日時:2018年12月29日(土) 14時30分
中国「C―919大型旅客機」が上海浦東国際空港で離着陸に成功
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中国商用飛機は28日、開発中のC919を上海浦東国際空港から離着陸させる試験飛行に成功した。C919の飛行として3機目。C919は168~190席で、世界的に見れば格段に大型ということはないが、中国では「大型旅客機」に位置づけられている。
中国商用飛機(COMAC)は28日、開発中のC919を上海浦東国際空港から離陸させ、1時間38分間の飛行後に同空港に着陸させることに成功したと発表した。C919の飛行として3機目。C919は168~190席で、世界的に見れば格段に大型ということはないが、中国では「大型旅客機」に位置づけられている。

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C919の初飛行は2017年5月で、28日の飛行は3機目。午前11時7分に離陸し、午後0時45分に同空港に着陸した。C919には操縦士2人と、各種計測のために他の3人の計5人が乗り込んだ。

COMACによると、上海浦東国際空港で試験飛行を行ったC919は今後、陝西省の西安閻良軍用飛行場で試験を繰り返すことになる。C919はすでに別の2機が、閻良軍用飛行場、山東省の東営勝利空港、江西省の南昌昌北国際空港で試験を繰り返している。

さらに、別の3機の組み立ても進めており、2019年中に計6機が試験飛行の許可を取得するという。

中国は2008年に、座席数78~100席程度のARJ21を初飛行させた。同機は2016年に商業運航に投入された。ただし、自国政府の中国民用航空局から量産のための生産証明を取得したのは2017年になってからだった。

ARJ21は地域路線用の「リージョナルジェット」と位置づけられている。一方で中国においてC919は「大型旅客機」の位置づけだ。「大型旅客機」の厳密な定義はないが、目安としては、客室内に複数の通路がありより多くの乗客が輸送できる「ワイドボディ機」であるかどうかがある。

代表的なワイドボディ機としてはボーイング社のB747、B767、B777、B787、エアバス社のA380、A300、A310、A330、A340、ロシアのイリューシンIl―96などがある。C919は客室に1本の通路しかないナローボディー機で、世界的みれば「格段の大型機」とは言えない。

中国は2018年6月13日、ロシアとワイドボディ機(CR929)の共同開発で合意した。。2023年の初飛行を目指す。中国側にはこれまで経験のないワイドボディ機の開発技術の獲得、ロシア側には経済的利益獲得の思惑があり、双方が共同開発に踏み切ったとみられている。

旅客機開発は通常、アメリカ連邦航空局(FAA)や欧州航空安全機関(EASA)の型式証明の取得を前提とする。両組織の型式証明があれば、世界中の空港への乗り入れが可能になるからだ。逆に前記2種の型式証明が取得できなければ、国際市場への売り込みは極めて難しい。しかし中国で開発された旅客機の場合、自国当局が発行する型式証明があれば、中国国内の航空会社への販売だけで、ビジネスとして成立可能という特徴がある。(翻訳・編集/如月隼人
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