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なぜ日本には100年企業が山ほどあるのか―中国メディア

配信日時:2018年12月31日(月) 8時0分
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27日、中国メディアの界面新聞は「なぜ日本には100年企業が山ほどあるのか」というテーマでコラムを掲載した。資料写真。

27日、中国メディアの界面新聞は「なぜ日本には100年企業が山ほどあるのか」というテーマでコラムを掲載した。

記事はまず、「企業寿命100年を超す会社が多い国は、1位が日本、2位が米国」とするデータを紹介。「日本には企業寿命300年を超える会社が4000社近くある」とし、その理由を2つの観点から伝えている。

まず、歴史的な観点として「『戦は武士が行うもので商人には関係ない』という考えがあったこと」を挙げた。ビジネスが戦争の影響を全く受けなかったというわけではないが、「完全にビジネスを途絶えさせはしなかった」と分析。また、「企業は受け継いでいくことを最も重要な使命と考え、小規模で一つの領域を掘り下げてビジネス展開を行っていたこと」「100年企業には中長期的な視点で計画を立てる文化が根付いていたこと」などを紹介。

日本で最も長い歴史を持つのは西暦578年創業の建設会社「金剛組」。記事は、「もし日本に重大な宗教戦争や虐殺などがあればこの会社は今日まで続けてこられなかったはずだ。織田信長や豊臣秀吉の時代に迫害も見られたが、宗教の完全な排除というまでには至らなかった」と論じている。

記事は第2に体制的な観点として、「長男が経営を引き継ぐ習慣があったこと」を挙げている。「財産分与も、基本的には長男が権利を有するので分与数が少なくて済み、財産保全につながった」と分析。また、「子息がいない企業の経営者は娘婿を後継者にした。企業寿命300年を超える会社の25%が過去に娘婿を後継者にした」と紹介。どうしても血縁関係者の中に男性がいない場合は「外部の男性の名字を一部改名させ、後継者に選出した」と伝えた。(翻訳・編集/和田)

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八牧浩行
2016年7月19日 9時30分
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