改革開放や外交などに関する習主席の2018年重要談話ダイジェスト集

人民網日本語版    2018年12月28日(金) 13時40分

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2018年、習近平主席は4回の主要な外交活動において議長を務め、APECやG20、BRICS首脳会議といった重要な多国間の国際活動にも数多く出席した。

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2018年、習近平主席は4回の主要な外交活動において議長を務め、APECG20BRICS首脳会議といった重要な多国間の国際活動にも数多く出席した。そんな2018年も残すところあと数日、人民網では改革開放や中国の外交、一帯一路(the Belt and Road)などに関する習近平主席の重要談話から一部をピックアップし、今年1年間を振り返る。

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■改革開放について

◆ボアオ・アジアフォーラム2018年度年次総会

習近平国家主席は4月11日、ボアオ・アジアフォーラム年次総会に出席した国内外の実業家代表と海南省博鰲(ボアオ)で懇談し、次のように指摘した。

中国の歩む道は中国の特色ある社会主義の道であり、改革開放を堅持する道だ。われわれは将来への自信に満ちている。中国の改革は進行形あるのみで、完了形はない。われわれは対外開放を止ることなく拡大する。われわれの改革の歩みが停止することはなく、開放の扉が閉ざされることはない。

◆アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議

アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議が11月18日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催された。

習主席は「今年は中国の改革開放40周年だ。中国は確固として揺るぎなく改革を全面的に深化し、対外開放という基本国策を堅持する。中国は人々中心の発展思想を堅持し、イノベーション・協調・エコ・開放・共に享受の新発展理念を実行する。長期安定的好転という中国経済の全体基調は引き続き維持されていく」とした。

◆第1回中国国際輸入博覧会

習近平国家主席は11月5日、第1回中国国際輸入博覧会に参加する外国の企業家代表と上海で会談した。

習主席は「今年は中国の改革開放40周年だ。過去40年間、中国と世界との交流及び協力は日増しに緊密になってきた。われわれは国際社会と共に、人類運命共同体を共同構築している。われわれは一連の開放措置をすでに打ち出し、今後も打ち出していく」と述べた。

■経済開放について

◆第1回中国国際輸入博覧会

習近平国家主席は11月5日午前、第1回中国国際輸入博覧会開幕式に出席し、基調演説をした。習主席は演説で、さらなる対外開放に関する措置を打ち出した。

外資の参入制限の緩和。中国は段階的に金融業の開放を拡大し、引き続きサービス業の開放を推進し、農業、採鉱業、製造業の開放を深め、通信、教育、医療、文化分野の開放プロセスを加速する。特に外国投資家が注目し、国内市場の不足分が比較的大きい教育や医療の分野でも外資の出資比率制限を緩和する。今後15年で中国の物品輸入額は30兆ドル、サービス輸入額は10兆ドルを超える見通しだ。

多角的自由貿易協定交渉を推進。中国は域内包括的経済連携(RCEP)の早期妥結を推進し、中国EU投資協定交渉の推進を加速し、中日韓自由貿易協定交渉を加速したい。

開放における上海等の重要な役割を3つの措置でより良く発揮。中国上海自由貿易試験区の区域を増設。上海証券取引所に科学技術イノベーション企業向け市場を設け、登録制を試行する。長江デルタ地域の統合的発展及び国家戦略への格上げを支持する。

■一帯一路について

◆ボアオ・アジアフォーラム2018年度年次総会

習近平国家主席は4月11日、ボアオ・アジアフォーラム年次総会に出席した国内外の実業家代表と海南省博鰲(ボアオ)で懇談し、次のように指摘した。

中国が「一帯一路」イニシアティブを打ち出したのは、中国の改革開放が人類に幸福をもたらすようにし、ウィンウィンで共に享受する発展の実現を後押しするものだ。「一帯一路」イニシアティブは全てをオープンにして進められる。われわれが小さなグループを作ることはなく、売買を強制することもない。われわれは現在、東アジア経済共同体ビジョンの策定を進め、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の構築を共に後押ししている。

◆アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議

アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議が11月18日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催された。

習主席は「中国はアジア太平洋各国とデジタル経済協力を深め、利益の合致点と経済成長源をより多く培い、アジア太平洋経済に強大な新原動力を与えたい。中国は各国と共に『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』を堅持し、質と標準と水準の高い『一帯一路』建設を行い、アジア太平洋及び世界各国の人々のためにより大きな発展のチャンスを創造する」とした。

■中国の外交について

◆アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議

アジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議が11月18日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催された。

習主席は「パートナーシップの深化を堅持し、共通の試練に連携して対処する。われわれは発展を共に図るという公約数を堅持し、共通の試練の解決を探るべきだ。多様な実情に立脚し、互いの選択した発展路線を尊重し、開放・包摂を基礎に融合・相互参考を図り、良い競争と同時に互恵協力を図り、アジア太平洋運命共同体を共同構築する必要がある」とした。

◆習近平主席がグテーレス国連事務総長と会談

習近平国家主席は4月8日、国連のグテーレス事務総長と人民大会堂で会談した。

習主席は「国連の役割発揮を支持し、国連の権威と地位を維持することは、中国外交の基本政策だ。われわれは大小の国々の一律平等を主張すると同時に、大国はしかるべき責任を担うべきだと考える。多国間主義の要義は大国間の協力を始めとして、各国の話し合いと協力を図ることにある。中国は常に世界平和の建設者、世界発展の貢献者、国際秩序の維持者だ。われわれは中国発展のチャンスと経験を世界と分け合うことを望むが、自らの路線、モデル、理論を他者に強いることは断じてない」と指摘した。

■各国との友情について

◆第4回東方経済フォーラム

習近平国家主席は9月12日、ロシアプーチン大統領と共にウラジオストクの「海洋」全露子供センターを訪問した。

習主席は「中露は陸続きで、同舟相救う良き隣人、良きパートナーだ。両国民は互いに見守り助け合い、苦難を共にし、感動的な物語を多く記してきた。2008年に四川大地震が発生すると、ロシア側救援チームは直ちに被災地に駆けつけた。ロシア政府の招待で被災地の小中学生996人が『海洋』全露子供センターで療養し、生涯忘れぬ思い出を得た。中露関係発展の歴史は両国の青少年の緊密な交流の歴史でもある。近年、中露の青少年交流は日増しに緊密化し、相互理解と友情を深めている」と指摘。>>>

◆習近平主席にアルゼンチンが「解放者サン・マルティン勲章」授与

習近平国家主席は現地時間12月2日にブエノスアイレスで、アルゼンチンのマクリ大統領から「解放者サン・マルティン勲章」を授与された。

習主席はスピーチで「マクリ大統領から『解放者サン・マルティン勲章』を授与されたことを、大変光栄に思う。この勲章は自主独立を追求するアルゼンチン国民の民族精神を象徴し、中国国民に対するアルゼンチンの厚い情誼が込められている。この栄誉は私個人だけのものではなく、中国とアルゼンチンの親善のために努力してきた全ての友好関係者のものでもある」と述べた。(編集NA、LX)

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