中国アニメ・漫画産業の40年、代表する40人を選出

人民網日本語版    2018年12月28日(金) 11時20分

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CICF EXPO組織委員会、中国動漫金竜賞組織委員会、中国二次元指数組織委員会は広州市で26日、「中国アニメ・漫画40年40人」リストを発表し、40年に渡り中国のアニメ・漫画産業に多大な貢献を成し遂げた代表者に敬意を表している。

CICF EXPO組織委員会、中国動漫金竜賞組織委員会、中国二次元指数組織委員会は広州市で26日、「中国アニメ漫画40年40人」リストを発表し、40年に渡り中国のアニメ・漫画産業に多大な貢献を成し遂げた代表者に敬意を表している。中国新聞網が伝えた。

1978年から2018年までの40年の歴史において、中国のアニメ・漫画産業は急成長し、雨後の筍のように多くの優秀なクリエイターが生まれた。彼らは力強く歩み続け、中国オリジナル作品の世界進出を成し遂げた。

40人は漫画産業の関係者が大多数を占めている。「三毛」を生み出した張楽平、中国先鋒漫画の第一人者とされる本傑明、「一人の下」の米二、「爆笑校園」の「呆頭」の創作者の朱斌、「鏢人」の許先哲らが含まれる。アニメ業界の関係者には、「大鬧天宮」の万籟鳴監督、「黒猫警長」の戴鉄郎監督らアニメの巨匠のほか、中国で過去最高の興行収入を叩き出したアニメ「大聖帰来」の監督・田暁鵬ら若き才能が含まれる。

このほか、国学漫画の第一人者である蔡志忠、香港地区の漫画産業化の鼻祖とされる黄玉郎、香港地区の武侠漫画創作の代表者である馬栄成、作品とともに華人世界で好評を博している「老夫子」の王沢、「烏竜院」の敖幼祥、「絶対小孩」の朱徳庸ら中国香港地区・台湾地区の入選者は、同リストの幅広い代表性を十分に示している。

年齢層を見ると、50年代生まれと60年代生まれの多くが巨匠クラスで、多くの名作を生み出している。70年代生まれと80年代生まれの人数が最も多く、中国アニメ・漫画産業の中堅となっている。彼らの作品は現在、中国アニメ・漫画産業の半数のシェアを占めている。注目すべきは、後発者である90年代生まれも抜きん出ており、陳安妮が作った漫画アプリは1億人以上のユーザーを集めている。幽•霊姐妹の代表作「快把我哥帯走」を原作とする映画も、同じく高い評価を受けている。

男女の割合を見ると男性が多めとなっているが、癒し系の絵本を描く阿梗と寂地、初の中日同時連載を果たした漫画家の夏達など、女性入選者も優秀な成績を収めている。ランキングで唯一の女性監督である李姝潔は、「十万個冷笑話」「鎮魂街」などの有名アニメ作品の制作に参加した。(編集YF)

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