<尖閣・南シナ海>対外強硬姿勢を鮮明にする習近平、専門家がその狙いを分析―SP華字紙

Record China    2012年12月17日(月) 8時10分

拡大

15日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「膠着する領海紛争、中国の対外姿勢は日増しに強硬に」を掲載した。習近平体制発足から1カ月、その対外姿勢は日増しに強硬化している。写真は浙江省温嶺市、国境を守る守備兵。

(1 / 3 枚)

2012年12月15日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「膠着する領海紛争、中国の対外姿勢は日増しに強硬に」を掲載した。

その他の写真

習近平(シー・ジンピン)体制の発足から約1カ月。中国は領海問題でより強硬な姿勢を示すようになった。中国の新版パスポートには南シナ海のほぼ全域を中国領海と示す地図が掲載されており、関係各国の猛抗議を集めた。また南シナ海を管轄する海南省が船舶を臨検、拿捕、駆逐する権利を定めた条例を制定したことも、中国の強硬姿勢を代表するものとみられている。

中国のこうした行動はどのような政治的シグナルなのだろうか。中国人民大学国際関係学院の金燦栄(ジン・ツァンロン)副院長は、中国の新たなリーダーは確かに以前よりも断固とした姿勢を打ち出していると認めた。しかし中国の目的は「争いは棚上げにして共同開発」というトウ小平が提唱した状況に戻したいだけと主張。隣国が挑発していることへの反応だと評している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携