中国の景勝地・観光スポットが3万カ所以上に―中国メディア

人民網日本語版    2019年1月2日(水) 23時0分

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現在、中国には3万カ所を上回る景勝地・観光スポットがある。

中国文化・観光部は26日、中国の観光商品体系はますます完備されており、供給能力も著しく向上したことを明らかにした。観光景勝地は、観光業の核をなす吸引力を備えると同時に、観光業発展をリードする存在でもある。現在、中国には3万カ所を上回る景勝地・観光スポット(うちA級景勝地は5A級259カ所と4A級3034カ所を含む約1万300カ所)、革命聖地を訪れる紅色観光景勝地300カ所、国家級リゾート景勝地26カ所、観光レジャーモデル都市10カ所、国家生態観光モデル区110カ所、建設中のキャラバンサイト(オートキャンプ場)約900カ所、全国通用航空観光モデル基地16カ所がある。このほか、文化観光・科学技術観光・学習研修観光・ウェルネストラベル・工業観光・スポーツ観光など数多くの「観光+」融合発展新商品が市場に登場しており、観光旅行とレジャー・リゾート旅行の組み合わせや従来の観光業態と新業態とのダブル・グレードアップといった局面がほぼ形成されている。

中国の観光発展は、「景勝地が国民に国の発展による恩恵を享受させること」という方向性を堅持し、観光業の発展成果をより多くの国民が享受できることを目指している。今年10月の時点で、全国各地で981カ所の景勝地が、入場料無料あるいは値下げ措置を実施しており(無料開放74カ所、値下げ907カ所)、うち5A級景勝地は159カ所、4A級景勝地は534カ所となっている。入場料を値下げした景勝地907カ所のうち、値下げ幅が20%を上回ったのは491カ所、30%以上は214カ所だった。

大衆観光時代の到来にともない、田舎観光市場に対するニーズが高まり、それに伴って人々に豊かさをもたらす効果も顕著に表れ、その発展潜在力は極めて巨大となっている。2018年上半期、全国の郷村における観光収入は7700億元(約12兆4200億円)に達し、国内観光総収入の31.4%を占めた。郷村の観光地の受入者数は延べ13億7000万人、国内観光客総数の48.6%に上った。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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